2023年01月31日
路線バスを貸切で利用する際には、いくつか注意点があります。
利用を検討されている方はぜひ、参考にしてみてくださいね。
①高速道路は使用できません
一般的な貸切バスは1人ずつ座席が設けられており、シートベルト着用の義務もあるため、高速道路が利用できます。
路線バスタイプは、シートベルトがないため、高速道路を使用することはできません。
②座席数は少ない
路線バスの特徴として、立ったままでもバスに乗れる点があげられます。
そのため、乗車人数は貸切バスより多く乗ることができますが、座席数自体は貸切バスの方が多いです。
貸切バスの大型バスは定員53~60名程度、座席数は定員人数分あります。
路線バスの大型バスは定員80名程度、座席数は25~30席程度です。
③トランクがない
荷物は全て車内に持ち込んでいただくようになります。
車椅子の方でも乗車可能ですが、固定できる台数に限りがあり、トランクがないため車椅子を収納できません。
バス会社さんによって、車椅子を固定できる台数は異なりますので、ご利用前にご確認くださいね。
④出発地または目的地のどちらかにあるバス会社でないと利用できない
運行は貸切事業許可のもとで行うため、営業区域内での発着が必要となります。
貸切バスも同様のルールでないと運行できません。
⑤大型バス通行規制(路線バス除く)区間での運行はできない
通常の路線バスが走っているから通行できるのでは?と思いますよね。
上記でもご説明しましたが、貸切事業許可のもとで運行するため貸切バスと同じ扱いになります。
路線バスには貸切バスにないメリットもあります。
そのメリットを活かせる利用方法をご紹介致します。
●イベント送迎
路線バスのメリットは、貸切バスよりも多くの人を運べることです。
駅から会場まで少し距離があるときなど、往復送迎として人員輸送することもできます。
貸切バスはフロントガラスに団体名などのステッカーを貼ることができます。
路線バスも貸切で利用する際は、ステッカーを貼ることができます。
利用者様にもわかりやすく表示できるため、おすすめです。
●車内を利用した撮影
座席数が少ないため、スペースも多くあります。
大きな機材が必要な撮影も対応できます。
CM撮影などで利用される方もいらっしゃるようです。
●車椅子を利用される方
ノンステップバスの車両が多く、段差がないため車椅子をご利用の方でも安心して利用できます。
数に限りがありますが、車椅子を固定できる器具もついています。
バス会社によって座席数や乗車人数など仕様が異なりますので、ご利用時はご確認くださいね。
バスなびでは、路線バスの手配可能です。
所有しているバス会社が少ないため、手配が難しいことがほとんどです。
なるべく早くご予約頂くことで、数少ない路線バスを手配できる可能性もあります。
ご利用を検討されている方は、早めにお見積りをすることをオススメ致します。
路線バスを貸切で利用する場合、貸切バスと同じルールで道路を走ることになります。
バスなびには経験豊富な営業担当がおります。
貸切バスが通れない道や駐車場情報などに詳しいので、初めて貸切でご利用する方も安心してご利用頂けます。
ぜひ、ご利用くださいね。