2025年10月17日
合宿や社員旅行、観光旅行など、大人数で移動するときに欠かせないのが貸切バスです。
しかし、貸切バスには大型・中型・マイクロなど複数の種類があり、どれを選べばよいか迷う方も多いでしょう。
人数や荷物の量、移動距離、そして料金とのバランスを考えることが大切です。
今回は「合宿」「社員旅行」「観光旅行」という代表的なシーンに分けて、それぞれにおすすめの貸切バスのサイズをご紹介します。
さらに、最後に比較表をまとめていますので、バス選びの参考にしてください。
合宿はスポーツチームやサークル、ゼミなどでの利用が多く、人数も多く荷物もかさばるのが特徴です。
・大型バス:荷物スペースが広く、40~60名を一度に移動可能。合宿や遠征に最適。
・中型バス:25名前後の合宿ならコストを抑えつつ必要十分。荷物もある程度対応可能。
社員旅行は規模によって選ぶバスが大きく変わります。
・大型バス:全社規模や50名以上の社員旅行にぴったり。設備も充実し快適。
・中型バス:部署ごとの旅行や25名前後のチームに最適。料金も比較的お得。
・マイクロバス:小規模な社員旅行や現地での送迎におすすめ。料金も安い。
観光旅行では「人数」「荷物」「観光地の環境」が重要です。
・大型バス:大人数の観光ツアーや宿泊を伴う旅行に最適。
・中型バス:道が狭い観光地や中規模団体に便利。料金とのバランスも良い。
・マイクロバス:10~23名の小グループ観光におすすめ。小回りが利き街中観光に強い。
| シーン | 人数目安 | おすすめサイズ | メリット | 注意点 |
|---|---|---|---|---|
| 合宿 | 30~60名 | 大型バス | 荷物も人も余裕をもって移動可能、設備も充実 | 料金は高め |
| 合宿 | 20~27名 | 中型バス | 人数に無駄なく収まり料金もお得 | 27名以上では利用不可 |
| 社員旅行 | 40~60名以上 | 大型バス | 大規模旅行も一度で移動、快適な設備 | 駐車スペースに制約がある場合あり |
| 社員旅行 | 20~27名 | 中型バス | 費用対効果が高い、適度な荷物スペースあり | 大型ほどの豪華さはない |
| 社員旅行 | 13~23名 | マイクロバス | 小回りが利く、料金が安い、短距離移動に便利 | 荷物スペースがほぼない |
| 観光旅行 | 40~60名 | 大型バス | 長距離・宿泊観光に最適、トランク大容量 | 狭い観光地では進入できない場合あり |
| 観光旅行 | 20~27名 | 中型バス | 中規模団体向け、料金・利便性のバランス良好 | 定員オーバーに注意 |
| 観光旅行 | 13~23名 | マイクロバス | 小規模観光や街中観光に便利、駐車も容易 | 長距離移動や大荷物には不向き |
貸切バスは「大型」「中型」「マイクロ」の3種類があり、それぞれに得意なシーンがあります。
・合宿は大人数と荷物を考慮して大型、25名前後なら中型。
・社員旅行は規模に合わせて、大規模なら大型、小規模なら中型やマイクロ。
・観光旅行は人数と観光地の環境を考慮し、大型・中型・マイクロを使い分け。
シーンや人数を正しく比較することで、料金を無駄にせず快適な移動が実現できます。
貸切バスを予約する際は、ぜひこの比較表を参考にしてください。